2012年11月22日木曜日

データベースの修正をデータセットに反映させる

VB.NET(VS2010)でデータベース(SQL Server 2008 R2)を扱うアプリケーションを作成しています。.NETのデータベース関連のコーディング作法がやっとわかったようなわからないような……。

.NET(Framework 2.0以降だっけ?)に特有のデータベース処理として、データベースを直接操作せずに、プロジェクト内に用意したデータベースのローカルキャッシュであるデータセットというのを使ってそれに対していろいろ操作して、最後に元のデータベースに更新を反映させるという、そういう処理があります。って説明あってるのかこれw まぁ要するにデータセットというオブジェクトがありますね。あるの知ってる人は続きを読んでくださいw

で、データセットに、だいたいはテーブルを元のデータベースからコピペして追加します(って自分はそうしてるんだけど、他に一般的なやり方あったらすいませんw)。
しかしそれを使って開発進めてる途中で、データベースのテーブルに足りないフィールドに気がついて追加したり、フィールドの名前を変更したりとか結構あるわけです(ない?w)。そんなとき、例えば元のテーブルにフィールドを追加した後、データセットのそのテーブルにはフィールドの追加が反映されるわけではないんですね。最初わかんなかったので勝手に追加されるもんだと思ってたんですがw
でも当然データベースの実情とデータセットの状態が違ってると動かないわけで、データセットのテーブルに新規の列(フィールド)を追加して、名前その他のプロパティをちまちま変更して元のテーブルのフィールドと合わせる……ということをやってたんですが、フィールド数多いときとか大変だし、ちょっと間違えるとテーブルアダプタとかいろいろエラーになっちゃうときもあるので、いったん作成したデータセットを削除して、テーブル全体を再度コピーしてテーブルごとデータセット作り直したりしてw クエリ大量に作成したりしてるとこれもめんどくさいし……。

そんなこんなでいろいろめんどいなーと思ってたんですが、最近ふと、そんなことしなくてもデータベースの修正を反映させられる方法が見つかりましたのでメモがてら書いておきます。いやホントはヘルプとかMSDNのどこかに書いてあるんだろうとは思うんだけど見つけられなかったのでw

とりあえずフィールドを追加・削除した場合の話です。なんかフィールド長だけ変更したとか、そういうのはこれでは反映されないっぽいのでプロパティで変更してください(それもやり方あるんだったら知りたいですけどw)。

データベースのテーブルにフィールド "Hogehoge" を追加しました。データセットデザイナの方でテーブルを見ても当然まだこのフィールドは列の一覧に表示されていません。ここでテーブルアダプタのクエリを見ます。"Fill,GetData()" というのはデフォルトで作成されていて必ずあるのでこれを右クリックして[構成]を選択。このクエリのSQLステートメントが表示されますが、これってこのテーブルの全件の全フィールドを選択するというものですね。ここで[クエリビルダー]をクリック。Accessでクエリ作成するときに見慣れたあの画面が出てきます。ここで上のテーブルのハコに表示されてるはずの列一覧を見ます。するとなんとここには "Hogehoge" が表示されてる! ここの情報はデータベース直接見に行ってるんですね。しかし "Hogehoge" にはチェックがついてなくて、要はFillの選択対象になってないわけです。ここでチェックをつけます。
(逆に削除したフィールドの場合は、ここで真ん中の列名と処理のリストのところを見ると、削除したフィールドは列名に表示されているけどテーブル名が不明になってるはずです。確認したらこのフィールドの行を選択して削除します。)
[OK]をクリックするとさっきのSQLステートメントの表示画面に戻ります。ここでよく見るとSELECTのフィールド名が追加(削除)されてるはずなので、確認したら[完了]をクリック。
ここで再度テーブルの列を見ると、たぶん末尾だと思いますが "Hogehoge" がちゃんと追加されてますよ! めでたしめでたし。なんか書くと長くなっちゃいましたが、操作は簡単なのでお試しください。そんなの知ってたという方は、よろしければMSDNのどこに書いてあったかコメントにURL貼っていただけるとうれしいですw よろしくお願いします。

2012年10月22日月曜日

マイクロソフトのUI標準ガイドみたいなのどこだっけ

業務アプリのフォーム設計を修正するにあたって、どうも使い勝手が悪い気がしたので、マイクロソフトが推奨するUI標準の資料みたいなのがどこかにあったのを思い出して探したんですが、なんかいろんなキーワードでググったんだけど見つけるのに苦労しましたw 「マイクロソフト UI 標準」「マイクロソフト ユーザーインタフェース ガイドライン」「Windows UI 推奨」とかね……いろいろ試したんだけどw

結局、自分が前に見たことあって今回探してたのは、これでした↓

Windows ユーザー エクスペリエンス ガイドライン

UIじゃなくてUX(ユーザーエクスペリエンス)がキーワードだったのね。思いつかなかった。Windows 7 と Vista 準拠となってます。Windows 8版はどこかにあるのだろうか。
MSDN内の記事なんで、ここからツリーを下っていくと細目が見られますが、上のリンクのページからPDFファイルがダウンロードできます。せっかくだからもうちょっとわかりやすいところに置いといてくれないかなぁ……。
また探しまわらなくていいように覚え書きw しかしMSDNってちょくちょく全面改定されてページのリンクが消失するんですよねー。一応タイトルが変わってなければまたMSDN内の検索で見つかるかと思いますが。

マルチスレッドにした覚えはないのに「有効ではないスレッド間の操作」でエラー

また思い出したのでメモ。

VB.NET(VS2010)で、シリアル通信接続のカードリーダーからカードの情報を読み込んでなんやかんや、というアプリケーションを作成していました。
カードリーダーとかよくわからんので、とりあえず、読み込んだデータをフォームに表示してみることに。カードリーダーの読み書きについては出来合いのライブラリがあるので、リード成功イベントのところで、読み込んだ値(String)をフォームのテキストボックスのTextプロパティにセットして表示するようにしました。ところが、Textプロパティに値をセットするところで、

有効ではないスレッド間の操作: コントロールが作成されたスレッド以外のスレッドからコントロール 'txtCardData′ がアクセスされました。

と出てしまってうまくいきません。txtCardDataというのがテキストボックスで、このTextプロパティに値を代入しようとしたところでエラーになります。
例によってググるとwこのエラーは、別のスレッドからUIコントロール(この場合、フォームに貼ってるテキストボックス)にアクセスしようとしたときに出るらしいです。でも別にマルチスレッドなコードは書いてないのですが……。

さらにググってわかったのは、シリアル通信の受信イベントは別スレッドで立ち上がるとかそういう制限(?)があるようです。自分ではマルチスレッドなコードを書いてなくても、勝手にマルチスレッドになってるらしい。となると、このコードのままじゃどうしたって駄目なのか……。

結局、リード成功のイベントからというのが駄目なんだから他からならいいだろうということで、ここのイベントからはクラスのメンバ変数に値を渡すだけにして(UIコントロールの操作をしなけりゃいいので変数セットとかはできる)、タイマ回してその変数を拾ってテキストボックスに表示させるようにしました。なんか回りくどいように思ったけど、シリアル通信関係のアプリケーションではタイマ監視して処理させるというのはなんかお決まりの処理らしいので、これでいいのか。

参照のプロパティが表示されない

ちょっと思い出したのでメモ。

VB.NET(VS2010)で、.NET Framework 4 対象のアプリケーションを作成していたとき、参照のプロパティで「相互運用型の埋め込み」をTrueに変更したいということがありました。今となってはなんで変更したかったのか思い出せないというかw結局そこ関係無かったみたいなんですけどw
で、プロジェクトのプロパティで「参照」を確認してから、プロパティを変更したいdllをソリューションエクスプローラーの「参照設定」ツリーの下から選択したんだけど……プロパティウィンドウが真っ白で何も表示されない。変更できないじゃん。

結論から言いますと、プロジェクトのプロパティを表示してるときには、ソリューションエクスプローラーで参照設定の要素を選択してもプロパティは表示されないのね。フォームのデザイナとかコードエディタを表示してから参照設定を選択し直すと、プロパティが表示されるようになります。しょうもないところでハマった……しかもこれでプロパティ変更してみたけど、やりたかったこととは関係なかったようで何にもなりませんでしたw

さらに付け加えておくと、このプロパティ「相互運用の埋め込み」は .NET Framework 4 対象の場合しか表示されないようで、こないだ .NET Framework 2.0 対象に変更したので、プロパティウィンドウにその項目が表示されなくなり、結局何がしたかったのかさっぱりw

2012年10月19日金曜日

バージョン情報ダイアログに複数行の説明を表示する


VB.NET(VS2010)で作成したアプリケーションで、バージョン情報ダイアログを表示することになりました。
とりあえずデザインはどうでもいいのでw用意されているテンプレートを使います。

追加→Windowsフォーム→共通項目→Windows Forms→情報ボックス を選択
デフォルト名の AboutBox1.vb で[追加]

フォームをデザイナで開くとこんなのができてます。


マルチラインのテキストボックスのところに、

説明:
(ランタイムに、ラベルのテキストはアプリケーションのアセンブリ情報に置き換えられます。
プロジェクト デザイナーの[アプリケーション]ペインで、アプリケーションのアセンブリ情報をカスタマイズします。)

とあり、一応このフォームの説明のようです(しかし後述しますが、ここのテキストボックスに表示される項目の名前も「説明」なのでそのことを指して「説明:」と書いているのかも……よくわからないw)。
ここにある通り、特にコードを書かなくても、アセンブリ情報で設定した値を参照して表示するようになってます。
このフォームのコードをみると、フォームのLoadイベントで、アプリケーションのアセンブリ情報 My.Application.Info の各項目から、このフォームのタイトルや各ラベル・テキストボックスに値がセットされているのがわかります。

で、アセンブリ情報を見てみると、


デフォルトではこうなってます。
適当に空欄を埋めてから実行して AboutBox1 フォームを表示すると、こうなります。


アセンブリ情報にあってここには表示されていない項目もありますがそれはおいといて。
説明欄はマルチラインのテキストボックスです。せっかくなので複数行表示したいのですが、アセンブリ情報の「説明」には1行しか入力できません……。
で、またググったんですがw それらしいものがヒットせず。しかたないので自分で考えることにw

バージョン情報ダイアログに表示できさえすればいいのであれば、AboutBox1 のコードを修正し、当該テキストボックス(TextBoxDescription)のTextプロパティに固定値でもセットしてしまえばOKです。しかしなんか釈然としない……。

AboutBox1_Load のソースを見ると、テキストボックスに渡されている値は、My.Application.Info.Description であることがわかります。ということで、なんとなく "Description" で現在のプロジェクトを検索。それらしいのがヒットしました。

' アセンブリに関する一般情報は以下の属性セットをとおして制御されます。
' アセンブリに関連付けられている情報を変更するには、
' これらの属性値を変更してください。
' アセンブリ属性の値を確認します。
<Assembly: AssemblyTitle("WindowsApplication1")>
<Assembly: AssemblyDescription("説明ですよ")>
<Assembly: AssemblyCompany("会社ですよ")>
<Assembly: AssemblyProduct("WindowsApplication1")>
<Assembly: AssemblyCopyright("Copyright c  2012")>
<Assembly: AssemblyTrademark("商標ですよ")>

さっきアセンブリ情報に入力した値がここ AssemblyInfo.vb に出ています。
この AssemblyDescription の "説明ですよ" のところに複数行の内容を書けば、My.Application.Info.Description にも反映されるのでしょうか? 早速やってみます。

<Assembly: AssemblyDescription("説明ですよ" & vbCrLf & _
                                "ほげほげ" & vbCrLf & _
                                "なんやかんや" & vbCrLf & _
                                "あれやこれや")>

複数行といっても文字列としては1つなわけですが、文字列の途中に改行コード(改行定数?) vbCrLf を入れるとそこで表示のときに改行されます。
見やすいように複数行にしていますが(行末に _)、別に1行で書いてもOKです。
実行して表示してみると、こうなりました。


できたよやったー。
念のため、アセンブリ情報も見てみます。


なんかさっき AssemblyInfo.vb で書いたのが、改行コードと継続行記号(_)も含めてそのまま表示されてます。これって、最初からここに改行コード入りの1行で記入すればよかったってことなんじゃ……orz まいっかw

対象のフレームワークを変更したら環境設定が読めなくなった

VB.NET(VS2010)で作成していたプロジェクトですが、そろそろ完成という段になり、対象のフレームワークを2.0にしてくれと言われました。4で作ってたのに……。
まぁ別に .NET Framework 4 特有のクラスとか使ってないはずなのでいいか、と、2.0に変更してコンパイルは通ったのですが、実行してみたら環境設定(My.Settings)を参照するところでエラーになってます。だめじゃん。

対象のフレームワークの変更手順は次のとおり。
1.プロジェクトのプロパティの「コンパイル」タブの[詳細コンパイルオプション]ボタンをクリック
2.「対象のフレームワーク」を「.NET Framework 4 Client Profile」から「.NET Framework 2.0」に変更
3.[OK]すると、
---------------------------
ターゲット フレームワークの変更
---------------------------
ターゲット フレームワークを変更するには、現在のプロジェクトを閉じてからもう一度開く必要があります。
プロジェクト内の保存していない変更は自動的に保存されます。
ターゲット フレームワークを変更すると、ビルドのためにプロジェクト ファイルを手動で変更する必要が生じることがあります。
このプロジェクトのターゲット フレームワークを変更しますか?
---------------------------
はい(Y)   いいえ(N)   ヘルプ
---------------------------
と言われるけど他にどうしようもないので[はい]をクリック
4.ビルド

ビルドではエラーが出ないんですけどね……。
とりあえずいつものようにググるw
まずは参照設定も確認が必要とのことなので、プロジェクトのプロパティの「参照」タブを確認。
いくつかの参照で、
<システムでは、指定された参照が見つかりません。>
と表示されています。これを削除。これは Framework 4 にはあったけど 2.0 には対応するものがないもののようです。これがないとビルドも通らないようだと、2.0 にはできないことになるのかな? 他のクラスに置き換えるとか必要になるんでしょう。今回はOKだったので、削除だけしときます。

ここで一応再ビルドして実行してみるけど、やっぱり環境設定読むとこでエラー。

さらにググると、configの記法が2.0と4では違うのだみたいなことも書いてありましたが、最終的には関係なかったみたいなので割愛w
しかし環境設定のファイル(config)が読めないのはたしかなので、そのへんがあやしいとは思います。で、app.config を調べます。
なんか頭の方に、Framework 4 であることを示すらしいところがあるので、これかな?


    <configSections>
        <sectionGroup name="userSettings" type="System.Configuration.UserSettingsGroup, System, Version=4.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089">
            <section name="Hogehoge.My.MySettings" type="System.Configuration.ClientSettingsSection, System, Version=4.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089" allowExeDefinition="MachineToLocalUser" requirePermission="false"/>
        </sectionGroup>
    </configSections>

試しに、新規のVBプロジェクトを作成し、ひとつ環境設定を定義して、内容をフォームに表示するだけのものを、最初から対象のフレームワークを2.0にしてビルドしてみます。そして app.config を見てみると、

    <configSections>
        <sectionGroup name="userSettings" type="System.Configuration.UserSettingsGroup, System, Version=2.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089" >
            <section name="WindowsApplication1.My.MySettings" type="System.Configuration.ClientSettingsSection, System, Version=2.0.0.0, Culture=neutral, PublicKeyToken=b77a5c561934e089" allowExeDefinition="MachineToLocalUser" requirePermission="false" />
        </sectionGroup>
    </configSections>

2.0であるっぽい記述になってます。ので、エラーになってたプロジェクトの 4.0.0.0 を 2.0.0.0 に変更してビルドして実行したら、エラーが出なくなりました。わーい。
しかしこの程度の変更ですむのなら、最初から自動的に変更してくれてもいいんジャマイカ。
ちなみに、同じく app.config の末尾の方には、

<startup><supportedRuntime version="v4.0" sku=".NETFramework,Version=v4.0,Profile=Client"/></startup>

というのがあったのですが(使用するランタイムのバージョンを定義しているっぽい)、ここは勝手に

<startup><supportedRuntime version="v2.0.50727"/></startup>

こうなっていたのですよ。なんでついでにさっきのところも変えといてくれないのかw


2012年10月9日火曜日

テーブルアダプタの検索クエリにパラメータを渡すときの注意

VB.NET(VS2010)でテーブルの検索処理をするので、テーブルアダプタに検索クエリを作成、フォームで入力された値をキーにして検索するというごく普通の処理を作成。文字列の部分一致で検索させたかったので、入力値の前後にワイルドカードの % をつけてLIKE検索としました。すると完全一致のとき検索に失敗……あるはずのデータにヒットしない。よく調べてみると、検索対象のフィールド長より2文字少ない長さまでは部分一致検索できてるのが、それより長くなると失敗している。

検索対象の文字列フィールド Hogehoge の長さ:16
検索キーの入力欄(テキストボックス)のMax長さ:16

のとき、入力欄に1~14文字入力しているときはうまくヒットするんだけど、15~16文字だと失敗。
前後につけた % の2文字分というのがなんとなくあやしいとはあたりがつきましたが、さてそれってどこを直せば……。

と、先週末ハマっていたのですが、休み明けの今日、データセットのソース(~designer.vb)をゆっくり見てみると、クエリの定義のところに引数(@~)の長さ定義とかもあるのに気がつきました。ソースを直接直すのは危険なので、デザイナのどこかに設定箇所があるはず……と探して、ありました。テーブルアダプタのクエリを選択して、プロパティの Parameters のコレクションを展開すると、@引数の一覧が表示されます。当該パラメータの Size で2桁分増やしてやればOK。
例でいうと @hogehoge とかの Size が 16 になってるのを 18 にしてやる。

これってフィールド長いっぱいの検索キーを使用するときには常に起こりうる現象なんですが、そもそも入力したキーの前後に % つけてLIKE検索するというのがおかしいというか一般的でないのかな? 入力欄にワイルドカードとか含めた正規表現の記法で書いてもらえば(入力欄の文字数Maxがフィールド長と同じならば)問題ないんでしょうが、入力する人に正規表現覚えてもらわなきゃならないというのもなんかなーと思い……まぁ % (あるいは *) のワイルドカードぐらい覚えてもらってもいいかもですが。

2012年9月14日金曜日

プロフィールの画像変えました

ずっとデフォルト画像でほっといたんですが、いくらなんでもあんまりかと思ってようやく変えましたw
自分で描けばいいんだけど、めんどくさかったのでw化け猫アイコンメーカーさんのお世話になりました。パーツを組み合わせていくと猫の顔アイコンが完成……って有名どころなので説明とかいまさらですがw

化け猫アイコンメーカー

ブログのアバターなどに使用するのはOKということなので、これは大丈夫ですよね。その他いろいろに利用可能ですが、商用や再配布は不可なので、サイトの説明を参照の上、正しく利用させていただきましょう。

なお「月の輪猫」なので月の輪熊的に首のとこに三日月模様がある想定なんですが、アイコンは首から上なので見えてませんw

2012年8月29日水曜日

プロジェクトに追加したリソースが参照できない


慣れない Visual Studio 2010 でVBの開発をしています。既存プロジェクトの修正が多くて、開発環境がバラバラw

ボタンに画像を貼るので、画像をリソースに追加。ボタンコントロールのプロパティで Image の参照ボタン[...]をクリックすると「リソースの選択」ダイアログが表示されるので、プロジェクトリソースファイルを選択。一覧から画像を選択……と思ったら、さっき追加したはずの画像が表示されてないので選択できない。うーむ。

ソリューションエクスプローラーでResourceフォルダを確認すると、貼り付けたかった画像ファイルはちゃんと表示されているし、ダブルクリックすると内蔵の画像エディタ(?)で開きます。

ここで例によってググるw なんかヘルプ検索するよりググったほうが解決策が見つかりやすい……。

どうやらそもそもの「画像をリソースに追加した」つもりでいたところからして間違っていたようですw
追加したつもりの手順はこう。

ソリューションエクスプローラに表示されている、プロジェクトのResourceフォルダに画像ファイルをコピー
(Windowsのエクスプローラから当該フォルダに画像ファイルをコピー)
ソリューションエクスプローラのResourceフォルダにファイル名が表示されたけど無地のアイコン表示
右クリックして[プロジェクトに含める]を選択
アイコンが画像ファイルのものに変わる

これだけじゃ「リソースの選択」ダイアログから選択できないのでした。
(これはこれでプロジェクトに関連するファイルの管理としては必要だと思うけど)
以下、追加手順。

プロジェクトのプロパティで[リソース]タブを選択
(画像の追加ができそうにない画面が表示されるけど、これは文字列リソースの画面)
左上の[文字列]と表示されているドロップダウンリストから[イメージ]を選択
イメージ(画像)の一覧が表示される
[リソースの追加]のドロップダウンリストを開いて[既存のファイルの追加]を選択
([リソースの追加]はボタンとしてクリックできるけど、ここでクリックすると新規リソースの追加になってしまうので、今回はしない)
ファイル選択ダイアログが表示されるので、追加したいファイルを選択
(ここでさっきコピーしておいたResourceフォルダのファイルを選択するとよい)

これで「リソースの選択「ダイアログで、プロジェクトリソースファイルの一覧にファイルが表示されるようになります。

ただしファイル名に注意。リソースに追加されると、通常、リソースの名前(Name プロパティ)はファイル名になりますが、リソース名に使用できない名前があり、追加時にエラーが出たり、名前が自動的に変更されたりします。

「~」が含まれているとNG。他にもあるかも。
ファイル名 hogehoge~hoge.png の画像を追加してみると、

---------------------------
Microsoft Visual Studio
---------------------------
リソース 'hogehoge~hoge' の名前には 1 つまたは複数の無効な文字 '~' が含まれているので、有効な識別子として使用できません。これらの文字を削除するか別の文字に置き換えてからもう一度やり直してください。
---------------------------
OK   ヘルプ
---------------------------

とエラーダイアログが表示されるので、ファイル名を変更してからやり直し。

エラーは出ないけどファイル名が自動的に変更されるのは次の場合(これも、他にもあるかも)。

「-」(ハイフン)、「.」(ピリオド)、空白→「_」(アンダースコア)に置き換えられる
(ピリオドは拡張子の区切り以外に使用されている場合。例:hoge.hoge.png → hoge_hoge.png)
数字で始まるファイル名→先頭に「_」(アンダースコア)が追加される
既に同名のリソースがある場合→末尾に1(以下連番)が追加される

2012年8月24日金曜日

データセットデザイナからクエリを編集できない

Visual Studio 2010 の VB.NET でデータベースを使ったプロジェクトを修正中。他の開発環境(他のPC)で他の人が修正したプロジェクトのソースを自分の開発環境に持ってきました。ビルドは通るし実行もできるんだけど、テーブルアダプタのクエリの中身を見ようと、データセットデザイナのテーブルアダプタ右クリックから[構成]を選択すると、下のようなエラーダイアログが出て、クエリ編集画面が開きません。


---------------------------
エラー
---------------------------
TableAdapter V_HOGEHOGE の構成 に失敗しました。
オブジェクト 'MySettings' の接続 'HogehogeConnectionString1' が見つかりませんでした。接続文字列がアプリケーション設定に見つからなかったか、または接続文字列に関連付けられているデータ プロバイダーが読み込めませんでした。
---------------------------
OK
---------------------------

プロジェクトのプロパティから設定を見ても、HogehogeConnectionString というのはあるけど ~1 というのは無し。修正作業した人に聞いてみると、件のテーブルアダプタは修正版なんだけど、ソース(データベースのビュー V_HOGEHOGE)を大幅修正したのでいったん削除して同名のものを作りなおしたらしい。そのときには既存の接続名(HogehogeConnectionString)を選択しているはずなんだけど、なぜか ~1 という名前になってしまったようです。(でもあとで聞いたら本人の開発環境でも前述のエラーが出てたそうなのでなんかおかしいんですけどw)
他のデータアダプタは差し替えていないので、エラーが出ずにクエリの構成画面は表示されます。

いつものようにいろいろググったんだけどよくわからないw
~1 の設定がないのを怒られているので、その設定を追加してやるのも手ですが、なんかやだし……。
試しに HogehogeConnectionString と同じ内容で名前を HogehogeConnectionString1 とした接続設定を一度作成してみましたが、これだとデータセットデザイナの構成は実行できます。これを追加しなくてもプログラム自体のビルド・実行はできるので、データセットデザイナだけの問題のようです。
ん、ということは、データセット関連のファイルだけ修正すればいいのか。

(追記:以下ダラダラ書いてますがもっと簡単な方法があるのに気付きましたw 手っ取り早く知りたい人は途中すっ飛ばしてこの投稿の一番下を読んでねw)

現在のプロジェクトを対象に HogehogeConnectionString1 を検索してみると、データセットの xsd ファイルのコードにヒットします。データセット名が ds だとすると ds.xsd ファイル。これを普通にソリューションエクスプローラーからダブルクリックで開くとデータセットデザイナ画面が開きますが、実体はテキストファイルなわけですね。
ソリューションエクスプローラから ds.xsd を右クリック→[ファイルを開くアプリケーションの選択]から「XML(テキスト)エディター」などを選択すると、検索結果からでなくても直接開くことができます。

このコードの最初の方の <Connections> のところに、

<Connection AppSettingsObjectName="MySettings" AppSettingsPropertyName="HogehogeConnectionString1" ~(以下略)


みたいなのがあるのでこの行を削除。
同じところに元の名前の HogehogeConnectionString の行もあると思いますがもちろんこれは削除しないw

あとは検索でヒットした HogehogeConnectionString1 の部分を HogehogeConnectionString に変えて保存すればOK。データセットデザイナでクエリの編集ができるようになりました。

(補足)
調べ始めたときにはビルドで HogehogeConnectionString1 がどうとか指摘されるエラーが出たこともあったのですが、なんか再現しなくなったので詳細が書けませんw
そのエラーの箇所だけ HogehogeConnectionString に直すとビルドは通るようになったのですが、データセットデザイナの方は直らなかったので、データセットとは別のところで出てたのか? データセットのファイルだけどビルドにひっかかったのが1行だけだったので修正し足りなかったのか? 不明です。また再現したら追記しときます。

(さらに補足、というかここが本文でもいいw)
投稿直後にいろいろやってたらもっと簡単な方法を見つけたので追記しますw
データセットデザイナから V_HOGEHOGE のテーブルアダプタ V_HOGEHOGETableAdapter のクエリを右クリックして[構成]を選択してもエラーが出てクエリ編集画面が開かなかったわけですが、このとき、クエリでなくテーブルアダプタ名 V_HOGEHOGETableAdapter をクリックします。
このテープルアダプタのプロパティで Connection を見ると、上記の例ではエラーの元である "HogehogeConnectionString1 (MySettings)" になってますが、ここのドロップダウンリストを展開すると、一覧に元の(本来選択したかった)接続設定の名前 "HogehogeConnectionString (MySettings)" があるはず。これを選択すればOK! ソースコード編集しなくてすみますw 内部的には同じことをやってるんだろうけど。

2012年8月22日水曜日

ツールボックスにActiveReportsのコントロールが表示されない

VisualStudio2010の開発で、初めてActiveReports(.NET 6.0J Standard)を使うことになりました。レポート出力関係の開発に便利なグレープシティのコンポーネントです。
普通はインストールすればVSのツールボックスにアイコンが表示され、ActiveReportsのカスタムコントロールを他のコントロールと同じようにフォームに配置して使うことができるようになるはずなのに、アイコンが表示されない。ActiveReportsのレポートデザインのときには「ActiveReports 6」グループのタブとその配下のアイコンが表示されるけど、フォームのデザインのときにはそのグループが表示されません。ビューアが配置できない……。

こういう場合によくあるのが参照に追加されていないというやつ。プロジェクトのプロパティの[参照]タブの参照一覧を確認、しかしちゃんとActiveReports関連のは追加されています。
(追加されていない場合はここで[追加]の[.NET]からActiveReports関連のを追加しないと先に進みませんw)
いったん削除して再度追加したり、VS終了して再起動したりといろいろやってみたのですが、出ない……。

ここでやっと、ツールボックスの表示はカスタマイズできることを思い出しましたw
ActiveReportsのレポートデザインではツールボックスに「ActiveReports 6」が表示されているのでここで右クリック、コンテキストメニューから[アイテムの選択]を選択すると、「ツールボックス アイテムの選択」ダイアログが表示されます。
[.NET Framework コンポーネント]タブを見ると、ActiveReportsのコンポーネントが表示されている(アセンブリ名の列でソートすると探しやすい)けどチェックがついていない。ツールボックスに追加したいアイテムにチェックをつけて[OK]するとツールボックスの「ActiveReports 6」グループにアイコンが追加されている……はず。違うグループに入ってしまったらドラッグして移動できます。そもそも「ActiveReports 6」タブが無いという場合は[タブの追加]で新規作成できるので、それ用のタブを作成してから追加(移動)すればOK。

普通はインストールするだけでツールボックスにも反映されるはずなんですが、そういえばActiveReportsインストールするとき、VS終了させるの忘れてて、インストール開始してからあわてて終了させたんでしたw これが怪しい。ちゃんと終了させてからインストールしましょう。

2012年8月2日木曜日

インストーラで作成されたショートカットにドロップできない

前回の記事で、アプリケーションやそのショートカットにドロップするとそのファイル名を受け取って起動して処理するというのができるようになりました。
さて、完成したプロジェクトからセットアッププロジェクトを作成し、それでインストールして、インストール時に作成されたデスクトップアイコンにドロップしようとしたら、ドロップ禁止マーク(?)が出てドロップを受け付けない……。自分で作成したショートカットへはドロップできるし動作もするんですが。
ショートカットのプロパティを見てみると、インストーラが作成したのと自分で作成したのとでは違いがあります。

インストーラが作成したのは[リンク先]が使用不可になっていて、表示されてる内容もファイルパスじゃなくなってます。[ファイルの場所を開く]と[アイコンの変更]ボタンも使用できません。特殊なショートカットで「アドバタイズショートカット」と呼ばれるものらしいです。こうなってるとファイルのドロップを受け付けないようです。
このショートカットをどうこうしてもドロップできるようにはならないみたいです。
そもそもインストーラが作成するショートカットを普通の(アドバタイズじゃない)ショートカットにする必要があるわけです。ということでまたググるw

アドバタイズショートカットではなく、普通のショートカットを作成する: .NET Tips: C#, VB.NET 

これによると、セットアッププロジェクトで生成されたmsiの中身を修正してやればよいとのこと。それには今の環境ではORCAが必要になるので、ちょっと前の記事の話になるわけですw
ショートカットは1個だけなので、DISABLEADVTSHORTCUTS プロパティを追加する方法にしました。これで成功~。ファイルのドロップができるようになりました。
ところでこの方法だと、セットアップビルドのたびにmsiを修正しなければいけないのでは……しかしこれはかつて通った道w 自分のブログの過去記事見て対応しましたw


Windows フォーム アプリケーションに引数を渡す

VB.NETよくわからないのですが仕事で使うことになったのでw 練習がてら、自分で使うためのログビューアを作っています。VS2008です。
詳細仕様は割愛しますが、要はテキストファイルを開いて中身を表示させるものです。一応、ファイル選択ダイアログから開くというのはできるようになったのですが、せっかくなのでデスクトップのショートカットアイコンにドロップして開くというのもやってみようかと。
なんかググったらいろいろ出てきたのですが、コマンドラインで実行する(コンソールアプリケーションですね)のに引数を渡すというのは多いけど、Windowsフォームアプリケーションに渡すというのはあんまりない。
断片的な情報をつなぎあわせて一応できたので、自分用メモw
間違いご指摘とかアドバイスとかあればコメントいただけるとうれしいです。
適当なテストなのでエラー処理とかはしていません。

簡単なサンプルとして、アプリケーションのスタートアップフォームにボタンとファイル選択ダイアログ(OpenFileDialog)とテキストボックスがあって、ボタンクリック→ダイアログ表示→ファイル選択→テキストボックスにファイルパス表示、というのを作ってみました。ここまではまぁわかると思うので説明は割愛w
ダイアログから選択するかわりにファイルをドロップしたいわけです。
ドロップしたファイルのパスの取得については文字通りのやつを見つけたんですが、

実行ファイルにドロップされたファイルのパスを取得する: .NET Tips: C#, VB.NET 

なんかピンと来ないのでここからリンクをたどって、

起動時のコマンドライン引数を取得する: .NET Tips: C#, VB.NET 

を見ると、
「.NET Framework 2.0以降のVB.NETで、My.Application.CommandLineArgs を使用する方法」
というのがあるのでこれが使えそうです。ではこれをどこで使えばいいのか?
さらにググって、フォームアプリで引数を取得する例のようなものを発見。

方法 : Windows フォーム アプリケーションのバッチ モードを有効にする 

これと、参照リンク先の、

方法 : アプリケーション イベントを処理する (Visual Basic) 

を見ると、プロジェクトのプロパティから[アプリケーション イベントの表示]をクリックして出てきた AppricationEvents.vb で、スタートアップフォームが作成される前のアプリ起動イベントが拾えるらしいことがわかりました。
ここでさっきの My.Application.CommandLineArgs を使って引数を取得すればいいようです。

プロジェクトのプロパティページの説明はこのへんが参考になります。

連載! とことん VB: 第 33 回 C# とは異なる、Visual Basic のアプリケーション モデル 言語: VB.NET 


というわけで、できたサンプルのソースはこんな感じ。


(ApplicationEvents.vb)
StartUpイベントで起動時の引数を拾う

Namespace My
    Partial Friend Class MyApplication
        Private Sub MyApplication_Startup(ByVal sender As Object, ByVal e As Microsoft.VisualBasic.ApplicationServices.StartupEventArgs) Handles Me.Startup
            If My.Application.CommandLineArgs.Count > 0 Then
                Form1.OpenFileDialog1.FileName = My.Application.CommandLineArgs(0)
            End If
        End Sub
    End Class
End Namespace

(Form1.vb)
ボタンクリックでダイアログからファイル選択して表示
その前にフォームのロード時にファイル名がセットされてたらそれを表示

Public Class Form1
    Private Sub Button1_Click(ByVal sender As System.Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Button1.Click
        If DialogResult.OK = OpenFileDialog1.ShowDialog Then
            TextBox1.Text = OpenFileDialog1.FileNames(0)
        End If
    End Sub
    Private Sub Form1_Load(ByVal sender As Object, ByVal e As System.EventArgs) Handles Me.Load
        If Not OpenFileDialog1.FileName = "" Then
            TextBox1.Text = OpenFileDialog1.FileNames(0)
        End If
    End Sub
End Class

デザイナで、OpenFileDialog1のFileNameプロパティは空にしておきます。
これで、ビルドしたexeやそのショートカットにファイルをドロップすると、パスがテキストボックスに表示されます。
ドロップしたらexeが起動するというのはどうやるのかとかも疑問に思ってたんですが、それについては特別何かのコードを追加しなくてもちゃんと起動してくれました。理屈はあとで調べておこうw



ORCA入手するのめんどい……と思ったらもう入手していた

ORCAというのはマイクロソフトのインストールデータベースファイルである .msi ファイルの中身を見たり編集したりするためのツールですが(そうか?)、マイクロソフトのダウンロードセンターで検索しても単体では配布されてないようです。Windows SDKの各バージョン(全部かどうか知らないんですが)に含まれているので、SDKをインストールすればいいのですが、結構サイズも大きいし、実際ORCA使いたいだけなのに使わないツール入れるのもなんだし。
SDKのカスタムインストールで要るとこだけ入れればよさそうなんですが、オプション多すぎてどこにORCA入ってるのかわからないしw Installerとかっぽいですが未確認です。
で、ふと気がつくと(このパターン多いなw)なんかSDKもう入ってるじゃないですか。インストールした覚えないけど。
スタートメニュー見ると[Microsoft Windows SDK 6.0A]というグループがありました。念のため中を見たけど[Tools]の下にORCAは無い……。しかしそもそもORCAってSDKインストールしても一緒にインストールされるわけではなく、インストール先のbinフォルダにmsiファイルがコピーされてるのをまた自分でインストールしなきゃいけない仕様なんですよ。なのでここに無いのもわかる。
というわけで、インストールされているらしいSDK 6.0Aのフォルダを探します。[Tools]の下のショートカットをどれでもいいから右クリックして[ファイルの場所を開く]とやると、
C:\Program Files\Microsoft SDKs\Windows\v6.0A\bin
が開きました。binなのでこのフォルダを探すと……ありましたよORCA.msiが!
さっそくORCA.msiを実行してインストールします。めでたしめでたし。

ところでSDKの6.0Aというのはいつインストールされたのか?
ググってみるとこれはVisual Studio 2008に含まれているものらしいです。VS2008インストールするときに、全部入りにしたか、なんか途中で選択肢が出てきて入れたのかもしれない。覚えてないけどw
Microsoft Windows SDK - Wikipedia, the free encyclopedia

というわけで、ORCAが必要になったけど入手めんどいという人は、VS2008インストール済みだったらまずは見てみると別途入手しなくてもインストールだけですむかもしれませんよ。
他のバージョンのVisual Studioだったらどうなのか? というのは未確認なのでわかりません……。他のバージョンのVSなら他のバージョンのSDKが入りそうなので、さっきのSDKsフォルダのところにv6.0Aじゃないフォルダがあったらそっちも見てみるといいかもしれません。
しかし結局いつまでもORCA必要になってるので、マイクロソフトもORCA.msiだけを単体配布してくれてもいいと思うんですけど。どうせずっとバージョンも変わってないんでしょうにw

2012年7月11日水曜日

Visual Basic 6.0 でマウスホイールを使う

久々にVB6で開発することになったのですが(古いプログラムの仕様変更メンテorz)、そういえばマウスのホイールでエディタのスクロールできないんでしたね……。
以前は常駐しとくとVB6ほか未対応のソフトでもホイールが使えるようになるというフリーウェアを使ってたのですが、名前忘れたのでググるwと、ちゃんとマイクロソフト謹製の拡張機能があるではないですか。

ググって見つけたブログ記事はこちら:
VB6のコードエディタでマウスホイールを有効にする

マイクロソフト サポートのページはこちら:
Visual Basic 6.0 IDE でマウス ホイール イベントを動作しません。

↑自動翻訳ページなのでタイトルの日本語が変ですw
これはページタイトルなんだけど本文中のタイトルは
「Visual Basic 6.0 IDE でマウス ホイール イベントがうまくいかない」
です。これならわかるw

導入手順は、上記のページにも書いてますが、

1.MSサポートのページ(上記)から VB6MouseWheel.exe をダウンロード
2.自己解凍ファイルなので実行して解凍
デフォルトだと Documents and Settings/ユーザ/Local Settings/Temp の直下に(サブフォルダが作成されずに)解凍されてわかりにくいです。適当なフォルダを作成しておいてそこを指定しましょう。5つのファイルが出てきますが、必要なのはDLLファイルひとつ。
3.VB6IDEMouseWheelAddin.dll を Windows/System32 にコピー
本当はどこでもいいのでしょうがだいたいDLLはここに入れとくのが無難かとw
4.レジストリ登録
「ファイル名を指定して実行」で 
regsvr32 vb6idemousewheeladdin.dll 
を実行します。登録に成功した旨のメッセージが出ればOK。
5.VB6を起動
6.VB6のメニュー[アドイン]-[アドイン マネージャ]を選択
7.アドイン設定
一覧から「MouseWheel Fix」を選択し、右下のロード方法の「起動時にロード」にチェックをつけて[OK]
これで次回のVB6起動時からホイールが使えるようになっています。もちろんすぐ起動しなおしてもOK。

2012年6月26日火曜日

Windows XP SP2 インストール後の Windows Update ができない

ひさびさの投稿ですw

いまさらですが必要があって Windows XP SP3 を新規セットアップすることになりました。
SP3のメディアはないので
SP2のパッケージをインストール → Windows Update でSP3を入れる
という手順になります。
Windows XP SP2 のインストールは問題なくできたのですが、その後、Windows Update をしようとしたところ、更新確認の[高速][カスタム]のところで[高速]をクリックした後のページが
「Webサイトに問題が発生したため、このページを表示できません。~」
などといわれて表示されず……。
ググるとよくあることらしくいろいろヒットしたのですがどれを試しても解消せず。しばらく放置してから再度試す、ブラウザのキャッシュをクリアする、マイクロソフトを承認済みサイトに入れる、ファイヤーウォールを切る、などなど。
あきらめかけたところで気になったことが。Windows Update のページを行ったりきたりしている間にときどき文字化けして直らなかったりしてたのです。それ以前にIE起動したときのデフォルトページであるMSNのトップページでもステータスバーにエラーが出ていたし……もしかしてブラウザのせい?
というわけで、インストール直後のIE6では新しいWindows Updateのページを見られないんじゃないか? と思い当たり、XPでの最新版(というか最終版?)であるIE8をインストールしてみました。
結果は大成功。無事にアップデートができてSP3も当てられました。やたら時間かかったけど……。
お困りの方はお試しください。
そういえば先日、Windows Server 2008 をインストールしたときは、インストール後の最初の起動時にIE9のインストールを促されたような気がする……以前からWindowsOSとIEは不可分みたいな感じではあったけど、最近IE使ってないので忘れてましたw

で、あとで気がついたんですが、SP2インストール後にSP3を当てる方法として、Windows Update を使用せず、SP3のインストールパッケージをダウンロードしてからスタンドアロンでインストールするという方法もあったのでした。そっちの方が早かったんじゃないか……いずれにせよIEのバージョンは上げといたほうがいいとは思いますが。

Windows XP Service Pack 3 (SP3) をインストールする方法
http://windows.microsoft.com/ja-JP/windows/help/learn-how-to-install-windows-xp-service-pack-3-sp3

(2012.10.23追記)
ダウンロードページはこちら↓です。上記のページの中にもリンクがあるんだけどちょっとわかりにくいので……。ダウンロードファイルのサイズは 325.6MB と大きいのでご注意ください。

Download: IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージ - Microsoft Download Center - Download Details
http://www.microsoft.com/ja-jp/download/details.aspx?id=24

(おまけ)
マイクロソフトのサポートサイトで Windows Update が使用できない場合の対処方法を検索していたら、
Windows Updateできない → Microsoft Fix it で診断できます → Fix it インストールします → SP3が必要です → Windows Update でSP3入れてね
という見事なたらい回しループに遭遇しましたw